授乳期間中に、おっぱいにしこりが出来ると、とっても痛いですよね。。
ちょっとおっぱいをあげる間隔があいてしまった時なんて、
すぐにおっぱいが張ってきて、
放置してしまうとやがてしこりになってしまいます。
このしこりですが、これは乳腺が詰まってできたしこりです。

この段階では、まだ焦ることはありません。
なぜかというと、しこりが出来てもほとんどの場合はなくなるからです。
しかししこりが出来たときにすぐに処置せず、
放っておくと乳腺炎になってしまう恐れがあります。
乳腺炎になると、おっぱい自体に熱がたまります。
ひどくなると、お母さん自身に高熱が出て入院する場合もあります。
そうなる前に、必ず治してしまいましょう!
目次
授乳中、おっぱいにしこりが出来る原因は?
そもそも、授乳期間中におっぱいにできるしこりとは、簡単に言うと
乳腺が詰まって、外に出られない母乳が集結したものとお考え下さい。
原因としては、
・食事内容
・ストレス
・疲労
が主な原因です。
ストレスや疲労がたまっている方は注意が必要です。
そして、乳腺炎には大きく分けて2つのタイプがあります
・急性うっ滞乳腺炎
・化膿性乳腺炎
普通にしこりが出来た程度であれば、
前者の急性うっ滞乳腺炎である可能性が高いです。
早めに対処すれば治ります。
血の混じった膿がでるなどの症状がある場合には、
後者の化膿性乳腺炎が疑われるので、すぐに産婦人科を受診しましょう。
おっぱいのしこりを治す方法と対策
治す方法としては、一番は「赤ちゃんに飲んでもらう事」です!
先ほどお伝えしたように、「しこりが出来た」程度なら、
その日のうちに治ってしまうことが多いです。
悪化しないうちに赤ちゃんに飲んでもらいましょう。
授乳でしこりをとるコツは、三つあります。
①しこりがある方のおっぱいを優先的に与える。
しこりが片側だけにあるのなら、チャンスです。
しこりがある方のおっぱいを優先的に与えましょう。
反対側のおっぱいの張りも気になってしまいますが、
今はとにかくしこりをとることが優先です。
②しこりを軽く押さえ、意識しながら授乳する。
コツは、しこりの部分を中心部に向けて軽く押さえることです。
この時に、しこりに詰まった母乳を赤ちゃんに飲ませ、しこりをとってもらうイメージです。
こうすることで、しこりにたまった母乳を優先的に出すことが出来ます。
③諦めずに回数を多く与える。
一回や二回の授乳では、おそらく治らないでしょう。
しかし諦めずに何度も飲ませることで、
だんだんと張りが取れ、おっぱいが軽くなってきます。
④自分の手で絞る
もしも両方のおっぱいにしこりがあった場合は、
赤ちゃんに飲ませた後、自分の手で絞ります。
ギューギュー強くやると痛いですが、少しでも出るよう頑張りましょう!
タオルにしみこませる程度では収まらないので、洗面所などで絞ると良いでしょう。
おっぱいにしこりが出来たら?まとめ
今回は、おっぱいにしこりが出来てまだ悪化した状態でない
急性うっ滞乳腺炎の治し方をお伝えしました。
一番大事なことは、早めに対処することです。
赤ちゃんに何度も飲ませたり、搾乳して頂ければ、一日、二日で治るでしょう。
しかしもし、数日間しこりがとれなかったり、熱が出てきたりした場合には、
産婦人科・助産院へ受診されることをお勧めします。
助産院へ行くと、助産師さんがマッサージしてくれたり、上手に絞り出してくれるようです。
もしも悪化して発熱してしまうと、痛いですし
赤ちゃんのお世話も出来なくて切ないですよね。
そうならない為にも、早めの対処を心がけてくださいね!
乳腺炎にならないための食事は?
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